日本共産党福島県議団・福島第一原発視察

6月7日(木)日本共産党福島県議団は、大事故から7年3か月の福島第一原発を視察しました。楢葉町にある旧エネルギー館で一定の説明と準備をして東電が用意したバスで双葉町と大熊町の境にある福島第一原発に向かい、新事務所本館でさらに入るための準備チエックなどを行いました。【まず食堂で働く皆さんと食事】

【それから準備をして敷地内に】大橋さおりさんも一緒に。

最初に「事故原発の視察をしたのは、爆発事故を起こした2年後2013年でしたが、その時は手袋3枚・靴下3枚・防護服・全面マスクで、ガムテープで念入りにシールしましたが、今回は手袋2枚・靴下2枚・布マスク・作業服でした。今回はバスの中からの視察が中心ですが、⑥の(上の地図参照)現場ではバスから降りて説明を受けました。放射能は130~140μシーベルト位でした。ちょうど1号機のがれきの上をクレーンで釣り上げた蛸型の機器から飛散防止剤を空中散布しているところでした。もちろん遠隔操作で。

①免震重要棟②高性能多核種除去設備③増設多核種除去設備④多核種除去設備⑤タンク群⑥1~4号機原子炉建屋外観俯瞰・地下水バイパス(バスから降りて)⑦4号機原子炉建屋・サブドレンピット⑧凍土式陸側遮水壁⑨海側施設⑩非常用ジーゼル発電機6B⑪雑固体廃棄物焼却施設⑫サブドレン浄化装置⑬固体廃棄物貯蔵庫第9棟⑭乾式キャスク仮保管所です。

【下図は原発を囲む凍土壁・汚染水増加対策、汚染水発生状況】最後に、また、旧エネルギー館についてから、質疑応答で、汚染水・トリチューム水・中間貯蔵・各原発の状況・防潮堤・取り出し燃料・労働者問題等多様で時間も予定を1時間もオーバーで熱心な視察でした。(原発敷地内の写真は自由に撮れないので後ほど手に入ったら掲載します。

総勢17人で(先に帰った人2人)、いわき方面からは6人でした。

説明受けた原発の状況。上から4・3・2・1号機。