「いわき市遠野町に計画中の二つの風力発電事業にかかわる保安林の解除及び発電事業を認めない事を求める要望」友の会の皆さん

18日、上記の要望で遠野の環境を考える友の会の皆さんが福島県に要望しました。要望事項は、①災害の危険を高め、地域の水利用に支障をきたす等、住民の生活環境に重大な悪影響を及ぼす可能性のある二つの発電事業の実施のための、当該地域の保安林の解除は認めない意見を国に提出してください。②国の改定ガイドラインの観点からも、住民合意が得られていない二つの風力発電事業については認めないよう国に意見を提出してください。という内容です。反対署名数は積みあがって事業説明会開催地地域で1488人、近隣地域も含めると2646人人分です。県からは、エネルギー課小林課長・武内主幹、森林保全課宮田副課長、環境共生課鴨田副課長、砂防課近内副課長が対応してくれました。要望の中では、集中立地の風力発電事業は圧倒的反対の署名数からして住民の理解があるとは到底ない状況、土砂災害の危険や水資源に与える重大な悪影響を考えても、また、国の「新ガイドライン」の観点からしても、住民の立場で国に意見をしてほしいと求めるものです県に対する要望の後、会の皆さんは記者会見を行いました。申し入れ書は下記をクイックしてください。

友の会要望2018年6月18日

コメントが入りましたので掲載します

東京都民
0 が承認
cythy174@ybb.ne.jp
219.19.230.175
先頃公表された(仮称)大滝山風力発電事業環境影響評価方法書に対する福島県知事意見では、全国的にも非常に保全することが重要な緑の回廊の部分について、計画区域から除外するよう事業者に求める内容とされています。御存知でしたか。ただ、今後事業者は経済産業省の環境顧問審査会の審議の場で反論をし、それが合理的だと認められれば、その内容は経済産業大臣勧告に反映されないので、事業者がこの計画を進める上で勘案しないことになる可能性が大きくなります。