12月6日、遠野町の環境を守る友の会と下根本地区住民有志一同は、磐城森林管理署金子次長に対し、(仮称)三大明神風力発電事業に関して、第26回関東森林管理局国有林野管理審議会(10月10日)の2号議案に対して、事実と異なる部分があることに加え、地域の状況・住民の懸念が全く反映されていない審議であったため、再審議を強く求める要望書を提出しました。これは、三大明神風力発電事業の建設で国有林を事業者に貸していいかどうか関東森林局が審議会に審議を求めたことに対してのものです。主な理由は①区長会の同意書が事実と異なる②自然水の沢水を使っていることに何ら配慮していない(公共水道がない)③8割を超える住民が建設中止を求めているのに一部の住民としている④土砂災害危険区域である⑤推進としているとするいわき市についても、基本は推進だが住民の合意が十分必要としている、福島県はこの土地は適していない・住民合意のない所はだめと言っている ことなどの事実誤認です。さらに、今回の台風豪雨災害で林道の多くが大被害を受け、自ら指定している「崩壊土砂流出危険地区」の289号おふくろの宿近隣が大規模崩壊を起こしたが、その同じ指定地区が今回の風力発電事業の場所になっているなどを述べました【下図】また、貸出先がペーパーカンパニーで何かあったら全く責任が持てない体制になっていることも指摘しました【下文書】
申し入れ書は全文は下記をクイックしてください。
金子次長は、皆さんの意見は届けると述べました。