広がり続ける原発放射能問題・賠償除染などの遅れ、自民・民主の代表質問でも指摘が

28日、民主党と自民党の代表質問でした。広がり続ける原発放射能問題・賠償除染などの遅れが自民党や民主党の代表質問でも指摘されました。

写真は、控室にて・連続ドラマ梅ちゃん先生も今週いっぱい

「『原発ゼロ』の政治決断を・賠償は誠実かつ迅速な対応を求めよ」日本共産党代表質問

27日、日本共産党の代表質問に阿部裕美子議員が登壇しました。「原発ゼロ」の政治決断を政府に求めることについて知事は「国においても原子力に依存しない社会を目指す必要があると考えている」と答え一歩前進のように見えましたが、政府に求めるとは答えませんでした。賠償問題では県原子力対策協議会を速やかに開いて誠実かつ迅速な対応をと求めましたが、知事は「東電の賠償基準の策定・・見極めて・・取り組んでいく」と答えましたが、積極的でないという感想を持ちました。

写真は、質問する阿部裕美子議員


写真は、答弁する佐藤雄平知事

写真は、傍聴に見えた皆さん

東電の汚染滞留水放出絶対反対・魚類放射能検査体制の充実強化・漁場堆積物除去作業予算継続・港の早急な整備をと、「県水産業復興議員協議会」開かれる

26日、「福島県沿岸水産業復興議員協議会」が開かれ、県下漁協代表者のみなさんとの意見交換が行われました。大震災原発事故により大きな被害を受けた福島県の沿岸漁業は放射能問題でいまだに自粛を余儀なくされています。要望は13項目にわたり、東電の汚染滞留水放出絶対反対・魚介類放射能検査体制の充実強化・漁場堆積物除去作業予算継続・港の早急な整備などが強調されました。

放射能魚介類の検査体制について、出席した県の担当者は、検査機器の開発がすすめられている、コメの全袋検査のようなベルトコンベアー型検査機器の開発にメーカーと協力をしながら進めていると説明しました。これに対して漁業関係者の方は、検査する魚種が増えたり量が増えたしても対応ができるような開発になっているのか、下処理をしないで検査できるような魚類に特化した機器の開発が必要だが開発が採算に合うのか、県や国の支援はどうなっているのかなどの質問や要望が出ました。また検査体制では人員の確保が重要で、県や国の支援が求められるなどの意見が出ました。

この協議会は、浜通りの県議が超党派で参加しているものです。日本共産党県議団からは私と長谷部議員が参加しています。
写真は、懇談と意見交換の様子・会長の斉藤勝利議員があいさつ

302億円の補正予算・9月定例県議会始まる。放射線医学総合研究所をいわき市にと知事に要望

9月25日、福島県議会9月定例会が開会しました。302億円の補正予算など佐藤雄平知事から説明がありました。9月議会は10月11日まで開かれます。
また今日は、「 『独立行政法人放射線医学総合研究所(放医研)』をいわき市に誘致する会」のみなさんが、7万6千人分の署名を持って知事に要望に見えました。いわき市選出議員団は会のみなさんから説明を受け、知事要望に同席しました。

写真は、本会議

写真は、村田副知事に要望

写真は、誘致する会の皆さんから要望を受けるいわき市選出県議

「原発労働者問題・避難者受け入れのいわき市支援・聴覚障害者情報施設建設など」10月2日質問(予定)します・傍聴にお出かけください

24日、県議団会議と質問準備です。私は10月2日午後2時半ころ質問(予定)です。内容は、「原発労働者問題・福祉型県づくり・聴覚障がい者情報提供施設づくり・避難者2万3千人を受け入れているいわき市支援など」の予定です。

写真は、控室に請願に次々見える団体の方々

こんな時だからこそ憲法9条を持つ国として行動を・お彼岸あれこれ

9月22日、今日はお彼岸です。お墓参りに行って「憲法9条守れの同センター」の署名をスーパー前で行いました。定例の署名でしたが尖閣・オスプレイ問題などがあるので関心があったようです。憲法9条のある国として話し合いの徹底を求めようと呼びかけました。


写真は、共同センターの署名

写真は、羽衣草・砂地に咲いてました

写真は、コスモス

写真は、彼岸花

写真は、黄色く実った田んぼとススキ

写真は、パン団子・るか(小6)が作りました

「原発で働くみなさん、要望や困りごとなどお知らせください」今議会で労働条件の改善などを求めて質問します

9月定例県議会が25日から始まります。日本共産党は代表質問に阿部裕美子議員、一般質問は私の予定です。

今質問の作成中ですが、質問の一つは「原発労働者の労働条件向上は県民の命と健康を守ることであり、原発の収束のために欠くべからざるものです」という内容です。

私の質問は、10月2日の午後2時半ころです。ぜひご意見ご要望をお聞かせください。質問の傍聴もお出かけくださいどなたでも自由に傍聴できます。

写真は、渡辺博之議員の書いた本「『最先端技術の粋をつくした原発』を支える労働者」を読む私

「福祉避難所」の要望が多くの団体から一斉に・要望を聴く会2日目

9月19日は、各団体からの要望を聞く会の2日目です。「難病団体連絡協議会」「聴覚障がい者団体」「県漁協共同組合連合会」「県農業会議」「JAグループ福島」「県林業会議」「県社会福祉協議会」「県保険医協会」「県教職員組合」などでした。文章による要望も含めて17団体のみなさんが2日間で見えました。

共通の内容では、「福祉避難所」の確立など大震災原発事故を受けてもともと福島県の弱かった福祉部門が顕在化した中での深刻な要望が今日も多かったです。
「聴覚障害者情報提供施設」設置はH12年2月議会で全会一致で請願が採択されているにもかかわる全国で最も遅れていることなどの要望もありました。社会福祉協議会からは「情緒障害児短期治療施設」は全国57か所の国の目標で県は未設置なども。

県教職員組合からは、正規教員の増員や教員住宅の不足などたくさんの要望をいただきました。

写真は、難病団体連絡協議会の皆さんの要望を受ける


写真は、商工団体婦人部協議会の皆さんの要望を受ける


写真は、要望を受ける長谷部県議と私


写真は、要望聴取会会場の前で

「医師不足や障がい者対策など待ったなしの要望が」各団体からの要望を聴取・各派代表者会議


9月18日、各団体のみなさんの予算要望などをお聞きする会がありました。今日は「福島県腎臓病協議会」「福島県私学団体総連合会・福島県短期大学連絡会」「きょうされん福島支部」「福島県市長会」の皆さんです。
腎臓病協議会のみなさんは、県内の人工透析患者は5千人を超えている緊急時の対策や医師不足の深刻さ、また、糖尿病の予防治療の対策推進を要望。私学団体のみなさんは、原発震災で子どもの数が大きく減り苦慮しているなど支援強化と施設の耐震化の要望が。きょうされん(障がい者団体)のみなさんは、福祉を支える人材不足では特に大震災で全国の応援を受けているが追い詰められている、派遣を継続できる仕組みと地元雇用での抜本的推進などを。市長会では文書要望でしたが、大震災原発事故を受けて多岐にわたり国と県に主体的積極的な事業と財政支援を求めるものです。除染問題だけでも14項目にわたっています。
写真は、各団体からの要望聴取。

写真は、同上。


写真は、各派代表者会議。民主県民連合から2人が抜け別会派ができたための対応策など。


写真は、リョウゴ君の折り鶴・大変器用に折っていました。

仮設住宅訪問で「生活できる賠償を」と・子ども会お祭り・田人運動会

9月16日、今日は忙しい日でした。近くの双葉町の仮設住宅を訪問し要望をお聞きしました。ちょうど「お出かけアリオス」のミュージック演奏中で皆さんと一緒に楽しませてもらいました。自治会長さんやみなさんの強い要望は、どこに落ち着くことになるかわからないが前と同じ暮らしができる賠償にして欲しいといいます。しかし、東電と国は2ヶ月前から変わってきた、厳しい対応だといいます。福島の復興なくして国の復興無しは飛んで行こうとしています。物置は作り始めたようですが、ものすごく小さく家から思い出の品も持って来れないといってました。

写真は、仮設住宅で「お出かけアリオス」のミュージック

写真は、仮設住宅の物置きはなんと小さい、これで3つ分です

写真は、子ども会おみこし


写真は、田人運動会
子ども会のお祭りも、田人の市民運動会も2年ぶりです。