「地方空港の現状と課題」オンブズマンネットワーク学習交流会

 11日、いわき市平で、北海道・東北市民オンブズマンネットワーク主催のシンポジウム「地方空港の現状と課題」の講演と交流があり聞きました。シンポジスとは、渡辺正臣弁護士、岡村夏樹朝日新聞記者、伊東達也元県議で、司会は広田次男弁護士でした。静岡空港・茨城空港・山形空港・福島空港の状況など報告がありましたが、過大乗客見積などは共通で、先行き深刻な状況も同様でした。茨城空港は軍事共用の特殊性もわかりました。成田・羽田空港の発着枠拡大も影響でそうでした。

写真は、講演風景。

「ワクチン接種助成を実現することについて」の申し入れ

 10日、子宮けいがん・ヒブ(HIB・インフルエンザ菌b型)・小児用肺炎球菌の各ワクチンについて国が5割の助成をする補正予算が決まったので、県内どこに住んでいても負担なしで摂取できるように、県が支援をするよう申し入れました。これらのワクチンは高額なため、子宮けいがんは8市町村が、ヒブと肺炎球菌は10市町村が支援しています。

 

申し入れに対応した保健福祉部の長澤次長は、「申し入れの趣旨は十分にわかります」とのことでした。山形県では、補正予算を組んで、国二分の一、県四分の一の費用を出しています。

この秋の臨時国会で、3ワクチンの接種補助が決まったことを受けての申し入れです。県は3ワクチン分の補助金を国から預かって基金に積み、実施市町村へ配分するしくみです。 新婦人などが以前から運動にとりくみ、私たちも県議会で質問してきたので、大変うれしいことです。これらのワクチンは3回~4回接種することになり費用は4~5万円前後かかります。しかし、今回国が示している補助は、国と市町村が1/2ずつ負担するというものの、総費用の9割程度しかカバーできません。県の援助は重要です。 

写真は、保健福祉部に申し入れる共産党議員団。

「(30人学級の良さを)胸を張って堂々と言え」と、常任委員会教育庁審査

 9日、常任委員会は、教育庁の審査でした。本会議で少人数学級が学力向上で成果が上がらなかったと言うようなことが出されましたが、「(30人学級の良さを)胸を張って堂々と言え」と自民党の議員からありました。教育長は「(少人数教育は)特にいじめ不登校、学級崩壊も含め全国的にも素晴らしい(成果)、現場や親からは高く評価されている、」と答弁しました。私は、学力問題は、深いところでよく見る必要がある、もっと長い目で見るべきと発言しました。

 質問で、1年契約の常勤講師が、クラスを持たなければならない実態が問題になっていますが(昨年・43,59%、今年41,45%)、常勤講師を減らしてきてはいるといいますが、大きな問題です。全教員(常勤講師)の小中高の推移は、H18年度は16733人(2242人)、H19年度は16523人(2225人)、H20年度は16351人(2161人)、H21年度16147人(1973人)、H22年度15994人(1865人)となっています。

写真は、剣道の授業の視察に福島市渡利中学校に行きました。

写真は、議会棟前の植木も冬の支度です。今日は雪がぱらつきました。

写真は、私の本会議の質問の記事です。

12月24日放映・共産党控室訪問。商工労働部・企業局常任委員会審査。

 

8日、今日は商工労働部の常任委員会審査でした。不況下での高校や大学卒業者の就職支援問題が集中的に論議されました。緊急雇用創出基金を積み増しすること、卒業から3年以内の既卒者を対象に、企業現場での実践研修や適性を踏まえた企業とのマッチングを行うことなどが提案されました。それにしても今は、働く人の立場や連帯が弱くなっているなあと思います。

 企業局では、東北道・矢吹インター近くの林野庁所有の土地26haを買って、企業誘致に当てたい方向である問題について、売れ残っている造成地の問題などが出ました。

 常任委員会の前に、FTV(福島テレビ)が共産党控室を訪問してきて、インタビューをしました。県の広報活動の一環です。放映は、12月24日(金)午後3時からです。

写真は、控室でのインタビューの様子です。

住宅リフォーム制度を・TPP反対・木質バイオマス・原発建設反対、共産党を代表しての質問

 12月7日、日本共産党議員団を代表して質問をしました。内容は①知事選は、具体的政策提起がされなかった事が過去最低の投票率になったのでは②暮らし困難な人への医療費支援を③住宅リホーム創設を④TPPはきっぱり反対を⑤農業を励ます施策を⑥原町火発に県産材のチップ利用での経済効果など⑦指定管理者制度⑧原発の増設やめよなどでした。

②の、暮らし困難な人への医療費支援は前進しそうでした。③の、住宅リホーム事業創設については、土木部長の答弁はトーンダウンでした。自民党と共産党が紹介議員になって請願が上がっています。⑥の火発での木質バイオマス利用は、1200haの森林から生産される間伐材に相当で5万6千立方の木材需要、70人の雇用、2億9千万円の経済効果と⑧の、原発は慎重答弁でした。

写真は、質問と再質問。

写真は、傍聴に見えた方々と。

山田公民館祭り。TPPは地域破壊の声・懇談会で

 5日、近所の山田公民館祭りでした。もようし物・作品などなかなかすばらしかったです。どこでも女性が活躍です。

写真は、もようしの様子。作品。

 夜は、山田で懇談会でした。TPPの話で盛り上がりました。米を作っている農家の方からはリアルな報告がありました。田んぼ一反あたりの経費は,(農業機械がないので機械をお願いして)①肥料代2袋・3400円×2=8400円②除草剤2袋×3000円=6000円③種代2キロ×900円=1800円④殺虫剤・いもち対策1キロ・3200円⑤田お越し6000円×2=12000円⑥代かき6000円⑦田植6000円⑧稲刈り・玄米に・36000円⑨運搬700円⑩穂首いもち剤3000円⑪草刈・ポンプ作動ガソリン代3000円⑫その他の経費・・・・トータル経費は、86000円+アルフアです。今年のコシヒカリの売値は、11800円/1表×7(一反7表取れると)=82600円です。手間賃は出ません。

写真は、懇談会のようす。

集中して遊ばれた

 5日、議会などでほとんど家にいられません。5日、少し家にいたら、子どもたちに集中して遊ばれました。こっちの方がくたびれます。

写真は、安くておいしい回転寿司。

写真は、岳ちゃん(小6)の宿題の料理。

写真は、るかちゃん(小4)の描いたパパの顔。りょうご君の来年のランドセル。

聞いてますます心配・原発重大トラブル。議長も「信頼を大きく損なうものだ」と。エネ協開催

 

12月3日、エネルギー議員政策協議会(エネ協)が開かれ出席しました。

今回は共産党も申し入れたエネ協で、①8月16日に定期検査中の6号機のケーブルを外すわけだったのが間違って5号機のケーブルを外してしまった問題②同5号機の緊急停止問題です。①については、考えられない重大問題で、働く人が今何のために自分は行動しているかの基本がない、いわば上意下達の社風があるのではないかというような質問をしました。②については、制御棒の水位を管理するポンプのバルブが回らず、水位が乱高下したもので、2つのポンプが両方動かなかった問題です。グリスの劣化が原因といいますが、わずか1年くらい前にテストをしたといいますが、何をテストしたのでしょうか。原発という重大装置を扱っているという認識欠如といわざるを得ません。質問すればするほど心配になる説明で、会長である佐藤憲保議長も「信頼を大きく損なうものだ」と締めくくりました。

写真は、エネ協の審査状況。

TPPは拙速に進めるべきではない・県民連合の代表質問。私学助成の署名提出

 

 2日、県民連合の代表質問でした。TPPについては、拙速に進めるべきではないと。私学助成の署名提出で議長に申し入れがあったので参加しました。内容は①授業料等学校納付金に対する支援の拡充②運営補助の増額③耐震などの施設・設備助成でした。署名は1万139人分で、お金がないために学校をやめざるえない生徒たちが出ないようにとの切実な声でした。

写真は、私学助成を議長に陳情。