12日、県議会から帰ってまっすぐ新婦人植田班の学習会講師です。テーマは「県政問題と戦争法」。皆さん自分の問題として熱心に聞いてくださいました。
写真は、皆さんも自分の事として熱心に
7日、常磐地区9条の会で「戦争体験と安保法制を語る会」があり出席市懇談をしました。小学校3年生で疎開した女性からは「お月夜が恐ろしい・富士山めがけてアメリカ軍の飛行機が空襲に来た」。3日違いで東京から埼玉に移った90歳の女性からは「あんなに離れていたのに東京の方の空は真っ赤だった」。78歳の男性は「戦後もひどかった・闇で買い出しに親は行ったが、食べ物を列車の中で摘発され食べるものもなかった、ボロボロの服だったがグローブだけがあり野球をした」。
写真は皆さん熱心にお話をしてくれました。
台湾から引き揚げてきた71歳の女性は親に聞いた話で「台湾の人に無理やり日本語を使え・日本名を名乗れとした事が、台湾の人は苦しかったのではないか戦後暴力を振るわれたと聞いた」。78歳の女性は「戦地で父は死んだ、母は再婚した、自分は空襲の事もあって祖父母の実家に預けられた、自分の感情を表現できない人間になった」などなどあっという間の時間でした。
写真は、私も母親から聞いた満州からの引き上げの話をしました
私は、親から聞いた満州(今の中国東北部)からの引き揚げの話をしました。戦争反対を貫いた日本共産党にたどりついた、日本共産党を大きくすることが平和を守れることだと思って活動している、戦争法を何としても廃案にしたいと言いました。
4日、各団体からの要望をお聞きする会第二日目です。たくさんの方々が見えましたが原発事故での問題が収まらず帰って深刻な事態になっている団体の方も多かったです。
写真は、会場入り口で
①命に係わる切実なヘルパー不足対策は特区で・きょうさ連(障がい者福祉会)、②小中学校と高校の給食をと復興共同センター子ども部会、③④原子力災害からの復興や米対策・若い就農者支援・飼料米推進・風評対策TPPの国会決議を守れ・農業会議とJA福島5連、⑤数々の切実な要望で・難病団体連絡会⑥差別解消法での情報保障を・聴覚障害者団体⑦予算措置と指導員者処遇改善・学童クラブ連絡協議会
⑧仮設等相談員など不安定雇用で人材が集まらない等・県社会福祉協議会⑨障がい者相談員確保を・県身体障害者福祉協会⑩県原水協⑪年金者組合のみなさんが見えました。また、書類提出で市長会、県漁業共同組合、県林業会議、県ホテル生活衛生同業組合・同青年部、県酪農業協同組合、のみなさんが要望を寄せてくれました。
9月1日、「イノシシの被害対策を求める陳情書」・署名を1351人分を添えて陳情しました。原発事故以降特に急激に増えてきて農業被害が深刻になっている、日中出てきて逃げないしお年寄りや子どもも危険など山田町の稲作農家の方、内郷地区の区長さんなど代表の方が実情を訴えました。
大江いわき振興局長は、今日(9月1日)から「指定管理鳥獣(イノシシ)捕獲等事業がスタートした、みなさんのお話も聞いたのでしっかりやりたいと答えました。県が今年5月に作った「イノシシの管理計画」では、5年間で十分の一にする計画ですが、磯貝県民部長の話では有害捕獲だけでも、H22年度・333頭(震災前)、H24年度・933頭、H25年度・1013頭、H26年度・1600頭という事です。震災前と比べると5倍という急増で、被害が深刻になるはずです。
原発事故以降、イノシシは放射能が高く食することができません。このため狩猟者の狩猟意欲が減退したり、捕獲しても後の始末に困ったりで、増える一方でした。原発被害はこんなところにも現れています。県の本気度が試されます。
写真は、知事に陳情・受け取るいわき振興局長
写真は、被害の実態を訴える