震災前の5倍!?急増イノシシの被害対策を求める陳情1351人分提出

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9月1日、「イノシシの被害対策を求める陳情書」・署名を1351人分を添えて陳情しました。原発事故以降特に急激に増えてきて農業被害が深刻になっている、日中出てきて逃げないしお年寄りや子どもも危険など山田町の稲作農家の方、内郷地区の区長さんなど代表の方が実情を訴えました。

大江いわき振興局長は、今日(9月1日)から「指定管理鳥獣(イノシシ)捕獲等事業がスタートした、みなさんのお話も聞いたのでしっかりやりたいと答えました。県が今年5月に作った「イノシシの管理計画」では、5年間で十分の一にする計画ですが、磯貝県民部長の話では有害捕獲だけでも、H22年度・333頭(震災前)、H24年度・933頭、H25年度・1013頭、H26年度・1600頭という事です。震災前と比べると5倍という急増で、被害が深刻になるはずです。

原発事故以降、イノシシは放射能が高く食することができません。このため狩猟者の狩猟意欲が減退したり、捕獲しても後の始末に困ったりで、増える一方でした。原発被害はこんなところにも現れています。県の本気度が試されます。

写真は、知事に陳情・受け取るいわき振興局長

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写真は、被害の実態を訴える