「 放射能測定して・地震の被害にあった・娘が原発立地地区から避難して困っている・マンホールが浮き上がって危ない」街宣に要望がいっぱい

17日、街頭から議会報告を行いました。宣伝カーを追いかけてきて「放射能の測定をしてもらいたい」という方や、家屋が地震の被害にあったという方、娘夫婦が原発立地地区から東京に避難して行った住宅費を何とかしてもらいたい、道路のマンホールが浮き上がったままになっていて危険など、要望がいっぱい出ました。大震災後5ヶ月が過ぎ一見暮らしも穏やかになったように見えますが、大変な思いで暮らしている方はまだまだ多いのです。皆さんの声を聞くことが活動の原点です。


写真は、放射能測定


写真は、河川の放射能対策問題


写真は、浮き上がった危険なマンホール対策


写真は、街宣

アパートから楢葉町の牛とハウスと畑を思う

近所のスーパー前の署名で出あった、楢葉町からいわき市に避難してきた70歳代の御夫婦を訪問し、要望のあった夏物の衣類をお届けしました。農家をしてた、牛を9頭飼っていて子牛もいた、ハウスもやっていた。一時帰宅で家に帰ったら仏壇の灰が家中に散らかっていて、家の中はひどいものだった。仏様も持ってこられなかった。除草剤をまいてきたかったと。
原発が爆発したなんてぜんぜんわからなくて息子に引っ張られるようにして避難してきた、親戚や子どものところを転々としてここに来た。何にも持ってこない、すぐ帰れると思っていたと言います。今は狭いアパート暮らしですることもなく足腰が痛くなって病院にいくようになってしまったとも。いつ帰れるのかと何度も聞きます。一時帰宅でもいいからもっと行きたいと。切ない話でした。
写真は、高く伸びたひまわり。