双葉郡から2万3千人がいわきに避難・逼迫している医療と福祉の支援を!


写真は、いわき市役所議会棟入り口・地震の被害はまだ手が回らないようでした

9月14日、いわき市の鈴木副市長に、原発災害などで双葉群などから2万3千人の方々が避難をしてきていることについて、県への要望などを聞きました。

鈴木副市長は、ゴミの処理や水道の給水体制は対応できるが、福祉が非常に難しい、特に2万3千人に対応する医師不足が深刻といいます。比較的高齢者の方々が多くいわき市に避難してきていることから、高齢者施設の不足が問題になっている、そこで働く人の確保も難しいといいます。双葉群で高齢者施設をやっていた方から仮設の施設を作りたいという話もあるが、いわき市に作るのに自分の町の人だけというわけにも行かないと思う、県の調整が必要とも。

また、仮の町のような考えだと相当広大な土地が必要で造成や水道工事などともなれば時間がかかるしその後の問題も出てくるので分散型を提案しているといいます。

県とは共同歩調をしっかりとってやりたい、特別交付金は国から避難者に応じていただいているとのことでした。


写真は、9月9日投票で再選された4人の共産党市議団・早速街頭からご挨拶

9月からも医療費減免継続の市町村広がる・原発県連の皆さんと懇談


写真は、原発県連の皆さんと懇談

9月13日、久々県議団会議が開かれました。原発県連の早川さん・伊東さんが見えて1年半たった原発震災問題について懇談をしました。また、県議団会議では代表質問の検討をしました。

現在県民の大きな関心事になっている「被災者の医療費無料化を9月以降も継続させる事」(原発避難指定区域は継続)について、県保険医協会が調べたところ、9月12日現在6市町が継続・継続の方向という事がわかりました。須賀川市・白河市・相馬市・南相馬市・鏡石町・矢吹町です。県議団はこのことについて、さる9月5日に無料化継続を知事に申し入れています。これまで国は自己負担分の全額を負担していたのですが9月以降廃止ししてしまいます。ただし、国は新たに無料化を継続する市町村については負担分の8割を出す、県は1割を出す、市町村は1割を出す仕組みを作りました。しかし、実施主体になっている市町村は負担分を出しきれないというところが多くなっています。
 津波・地震などの被害はいまだに苦しんでいる人も多く、なんでもかんでも打ち切ってしまう国の態度は問題です。岩手県と宮城県は国が出さなくなった分の2割負担をして継続する方向です。


写真は、県庁控室前の百日紅

いわき市議選・4人全員当選・ご支援ありがとうございました

【写真は、伊藤ひろゆき選挙事務所にて】

 9月9日投票の福島県いわき市議選で日本共産党の4候補は全員当選しました。ご支援ありがとうございました。今回の選挙は定数を3つ減らされ37人のところ41人が立候補しました。
日本共産党は、11位が伊藤ひろゆき・16位が渡辺ひろゆき・22位が高橋明子・25位が溝口民子でした。
前回から比べると、投票率が8、15%も下がり50、05%で二人に一人が投票しなかったことになります。前回比では、共産党は▲510票でしたが、得票率は1、63%増になりました。
議席は共産党は同じ4議席でしたが、自民党が20→16、民主党が3→2、社民党が2→2、無所属が8→9で、公明党が3→4でした。

【写真は、得票一覧表】

 

「消費税増税に怒っているなら共産党!原発やめろなら共産党!」と大門みきし参議院議員

9月5日、9日投票のいわき市議選の溝口候補応援に大門みきし参議院議員が駆けつけてくれました。いわき市議選は、消費税増税を決めてから最初の大型地方選挙だ、また、再稼動問題でも民意を示すときだ、「消費税増税に怒っているなら共産党!原発やめろなら共産党!」と訴えました。

写真は、大門みきし参議院議員の訴え

写真は、溝口民子候補

写真は、最後まで必死にがんばったものが勝利にと皆で決意

写真は、いわき市常磐岩崎公民館入口は0、074μシーベルト

知事申し入れ・県議団会議・民主県民連合分裂

9月5日、いわき市議選真っ最中ですが、9月定例県議会に向けて知事申し入れを行いました。内容は、総合計画は大震災原発事故を受けて県民を取り巻く環境が根本的に覆された現状から出発して、県民一人ひとりの暮らし生業を取り戻す計画にすること、原発ゼロの福島県の具体化など9項目にわたっています。
あわただしい中でしたが、久々議員団会議も行いました。また、さる6月定例県議会で民主党県民連合会派の方針に反して「TPP推進反対の意見書」に共産党などと同一歩調を取って、賛成・退席とした議員が民主党県民連合から分かれて、新会派「福島みどりの風」会派(石原信一郎・古市三久の各氏)を作りました。民主党崩壊が地方でも進んでいるのではないでしょうか。
※変更後の会派構成
自由民主党福島県議会議員会・28人
民主・県民連合・14人
ふくしま未来ネットワーク・6人
日本共産党福島県議会議員団5人
公明党福島県議会議員団・3人
福島緑の風・2人

写真は、知事申し入れ

写真は、県議団会議

「原発なくして・消費税増税は反対」 と親戚代表の方が・混迷政治に国民は気づいてきています

9月9日投票でいわき市議選が行われていますが、伊藤候補の親戚代表の方はご挨拶で「原発をなくして、消費税増税は反対、共産党にがんばって欲しい」と挨拶されました。個人の持ち上げが普通かなと思っていた皆さんは圧倒されました。それだけ原発と消費税増税は暮らしに深刻な打撃を与えるとわが身に振り返っているのでしょうか。


 それにしても、参議院の問責決議の可決は、消費税増税の民主党を断罪し、自民党を自ら否定させ、公明党の消費増税推進の立役者を明確にしたのではないでしょうか。
 沈んでいく泥船から逃げだし、原発反対から容認にまわったり、その時その時の受け狙いの、マスコミ受けだけを考えている橋下の元に、何の節度も無く走る政治家の醜悪さに国民は気づいてきていると思います。それにしても憲法改悪に走り政権を放棄した安倍元総理も入るとか入らないとか、なんでもありですね。


写真は、辻辻で政策を訴える伊藤ひろゆき候補