「大震災支援・日本共産党の立党の精神で大奮闘を、原子力行政、エネルギー政策の抜本的転換を」

23日、CS放送を通じて日本共産党志位和夫委員長が、国難というべき戦後最大の今回の大震災について、日本共産党の立党の精神にたって救援活動をしようと呼びかけがありました。また、原子力行政、エネルギー政策の抜本的転換を提起しました。
写真は、宮川事務所で後援会の皆さんと視聴しているところ。この訴えは、どなたでも視聴できます。<私のブログの右下の日本共産党中央委員会をクイックしてください>

被災者用住宅確保に向けプロジェクトチームを作る・農業被害対策は早急に

22日、今日もガソリンのメモリを気にしながら、いわき市災害対策本部に行きました。避難者用住宅問題で、立ち話でしたが、渡辺敬夫・いわき市長とも話し合いました。市長は、いわき市の場合は原発問題でいわき市以外から避難してきている人が多いので県が主導して対策を行ってほしい、皆さんも(共産)党として、新たなスキームを要請してくださいと要請されました。また、担当者の方は、市としてはプロジェクトチームを作って、どのくらいの人が入居を希望しているか、また、一般の民間住宅空き屋調査もしている、雇用促進住宅は国と協議をして進めるということでした。
私は、市の意向を日本共産党高橋ちづこ衆議院議に伝え県とも連絡を取って、皆さんが一刻も早く入居ができるように力を尽くしたいと思います。

写真下は、路上でしたが、農業委員会会長さんと高橋明子市議、私と。


農業委員会・鈴木理会長の要望も受けました。路上での立ち話でしたが、「どうしていいかわからない、補償を本当にしてくれるのか、種まきの季節だがまいたらいいかどうか、国の基準・施策・など具体的に示してほしい、農家は先のことが必要だといいました。

みんなでやさしい言葉を掛け合おう!困難を乗り切りましょう!

21日、2人の方から電話とメールがありました。①一人は、若い方と思われる方から「地震から10日目、水道もいつ復旧するか不安な日々、事務所の水をいただいてます。子供と二人の生活なので有り難いです。そんな中、党員の方に電話を頂きました。身寄りもないので、ここで頑張ろうと覚悟しても心細くなっていました。でも頑張ります」と。
②もう一人の方は津波で被害を受けたが何とか家でしのいでいるという70代の女性の方の電話で「姉が地震の時心臓発作で亡くなってやっと火葬してもらった。夫が要介護3で避難所にいけず、食べ物も乏しくなっている時に、今日役所から救援物資を取りに来てと広報があった。しかし、その場所があまりにも遠くて運転もできず取りにいけないので、市役所に電話をしたら『自分のことは自分で守ってください』といわれた」と言います。近所は避難しているのか電気もあまりついていないとも言います。話を良く聞いてやって、困ったり心細くなった時は、いつでも電話をしてくださいといったら、「今晩はよく寝られそうです」といって電話を切りました。
地震から10日目、みんなで励ましあってやさしい言葉を掛け合いましょう!

写真は、「ジュウネン(エゴマ )」を摺っているところ。
ジュウネンとは、シソ科の一年草。保存食として取っておきました。食べると 十年長生きできると言います。

「住む所・今後の生活を考えると眠れない」引き続きの避難所訪問

20日、引き続き泉公民館・藤原小学校・湯本高校・湯本小学校の各避難所を訪問しました。身内との連絡が取れない、薬が手に入らない、などの要望とともに、今後の生活、特に住宅の心配が寄せられました。

写真は、泉公民館の避難所入り口の給水場案内掲示

写真は、泉公民館のヨウ素剤支給案内掲示


写真は、湯本高校避難所でご要望の聞き取り


写真は、いっしょに避難所を訪問する溝口民子市議と


写真は、湯本高校避難所入り口の破壊された道路

「寒さに震える被災者の方に何とか暖を」と・手作りコンロの作り方を提供

19日、赤旗新聞読者が「手作りコンロ」を持ってきてくれました。「寒さに震える被災者の方に何とか役に立ちたい暖をとってもらいたい」と、持ってきてくれました。作ることが簡単で、利用が便利です。写真を掲載しますので作ってみてください。作り方は1斗缶が本体で、ブリキバサミが無かったら、剪定ばさみ、万能バサミ、出刃包丁(注意して)
などで作れます。

写真は、いただいたコンロです。

いわき市災害対策本部に「現状の放射線量では人体被害はごくごく少ないと考えられる」とする斉藤紀(おさむ)医師による講話や伊東達也・原住連代表の見解などを持って訪問

19日、日本共産党いわき市災害対策本部長・宮川えみ子・長谷部あつし副本部長・菅野宗長委員長・高橋明子・溝口民子・渡辺博之・伊藤浩之各市議、伊東達也原住連代表・早川篤雄原発の安全性を求める連絡会代表は、いわき市災害対策本部を訪問しました。原住連代表の伊東達也さんは、現在の原発で炉心冷却が必要なのは6箇所(1~6号機)、使用済み燃料プールの冷却が必要なのが6箇所(1~6号機)ある、また使用済み共用プールがあるとしました。そして、5~6号機の状況と1~2号機の使用済み燃料プールの状況が知らされていないと申し入れました。

また、放射線量が人に与える影響問題などの話しをし、18日に小名浜生協病院での斉藤紀医師の講話「現状の放射線量では人体被害がごくごく少ないと考える、安心して地震・津波対策の復興に全力をあげてほしい」の文書を手わたし、正確な知識と情報に基づき、市民が冷静に対応できるよう伝えてほしいと申し入れました。対応していただいたいわき市行政経営部・大和田正人部長は「われわれもそのつもりでがんばっている、報道にもお願いしている、水道・油対策もよろしくお願いしたい」と答えました。

※齋藤紀( さいとう おさむ)医師のプロフィール 1947年生まれ。広島大学原爆放射能医学研究所、広島大学保健管理センターを経て福島生協病院(258床)。1988年病院長

写真は、日本共産党いわき市対策本部での打ち合わせ。


写真は、長谷部副本部長と。


写真は、いわき市災害対策本部を訪問


写真は、いわき市災害対策本部入り口の手書き看板


写真は、勿来対策本部に入った支援物資とボランテアの方と伊藤市会議員

あらゆる力を結集して危機回避を!原発の安全対策を求めてきた日本共産党福島県議団

 日本共産党福島県議団は「『県政報告』原発の安全対策のために・2007年7月に地震対策の申し入れをしていました。不幸にもこのことが現実になってしまいました。

 しかし今は原発の暴走を全力で回避させるときです。共産党は志位委員長が記者会見を開いて、「研究者・技術者などあらゆる力を結集して危機回避に全力を挙げよう」と政府に申し入れをしました。

ぜひ、共産党のホームページをごらんください。(日本共産党中央委員会で検索・右下)。また、日本共産党福島県議団のホームページもご覧ください。このブログから、どちらも進むことができます。

「県政報告」原発の安全性に関する申し入れ(ここをクイックしてください)

「水道・医薬品対策を」と、日本共産党いわき市災害本部

18日、今日はガソリンが何とかなったので(25キロ離れてる)いわき市日本共産党災害対策本部に行きました。市の対策本部・水道局・磐城共立病院などにも行きました。不眠不休でがんばっていただいている市関係・消防・業者の皆さんを励ましてよろしくお願いしてきました。岩城共立病院では医薬品の要望も受けました。

写真は、医薬品の要望を受けた岩城共立病院。

写真は、(上)タンクローリーがこないうちから並ぶ車。(下)ガソリンがなくなって車が通らないバイパス。

写真は、県道が確保された小浜地域。

「雇用促進住宅は入居できます」など、避難所にお知らせ

17日、被災者の皆さんからの要望の強かった「雇用促進住宅の空き家利用」ができると、日本共産党衆議院議員の高橋千鶴子さんの事務所から連絡がありました。県に確認するとOKとのこと。早速、災害救助法で利用できる事などといっしょにしたビラにして、各避難所にお届けしました。9箇所の避難所訪問は、7時間くらいかかりましたが、「雇用促進住宅入居OK」のお知らせに皆さん涙をこぼして喜んでくれました。困難な避難生活をしている方々のお役に立てればうれしいです。ちなみに雇用促進住宅入居は、とりあえず1ヶ月で、その後は再度お知らせする・手続きは簡単で保証人は要らない・家賃は無料で実費のみ負担・窓口は災害対策本部などです。本部電話・0246-22-0123、22ー1111、勿来支所0246-63-2111です。

写真は、勿来対策本部で皆さんと。

不足しているのはガソリンです、被災地に急いでガソリンを

16日、皆さんからの要望で多いのは、車のガソリンです。人工透析に行くのにガソリンがない、水が出ないので水を汲みに行くのにガソリンがない、買い物に行くのにガソリンがないといいます。緊急の時はできるだけのことをしていますが、ガソリンがないと本当に困ります。今日はガソリンのようすを見ながら勿来支所の災害対策本部に行ってきました。市長から要請のあった家庭用常備薬を持っていきました。

いわき市も被害が大きいですが、福島県も北部、そして宮城県、岩手県と被害が大きいところに大至急ガソリンを届けるために全力を尽くしてください。

写真は、支援物資が入ってきている勿来支所災害対策本部。

写真は、待機している消防自動車と救急車。