いわき市の海岸線と漁港を歩き、皆さんの要望を聞きました

26日、勿来地域の海岸線を歩き、昨日からはいわき市の全海岸線と漁港を歩きました。歩いたのは、小名浜・永崎・江名・豊間・薄磯・四倉・久ノ浜などです。大小はありますが、津波は本当にひどかったです。漁業はこれからどうなるか、住民の暮らし支援と漁業には国の支援が絶対的に必要です。一番ひどと思われたのは、薄磯海岸の集落です(薄磯は別ブログで)。久ノ浜も津波と火災で壊滅的でした。久ノ浜は原発に近いということもあって住民の姿はあまり見えず、消防・警察・自衛隊が行方不明者を捜索してました。

写真は、小名浜・見る影もないアクアマリンとその周辺。


写真は、小名浜高校。


写真は、腹を出して沈んだ船。

思い出を探す薄磯の皆さん・県いわき対策本部激励

26日、やっといわき市の海岸線をほとんど歩きました。住民の3分1が死亡したり行方不明になったりした薄磯集落は、重機が入って道なども確保されていました。でも、ここは30人以上の方々がまだ行方不明です。昨日は子どもの遺体が崩れた家の中から発見されて、お母さんが泣きくずれていました。一緒に行った渡辺博之市議は眠れなかったといいます。渡辺市議は、今日は水が出ないこの地区の皆さんに何とかお風呂行ってもらおうと奮闘していました。この地区は、区長さんも会計さんも民生委員さんもなくなったといいます。みんながまとまって入居できる避難住宅が確保できないかと要望をいただきました。

写真は、家族の写真や思い出を探す住民の皆さん

写真は、一面瓦礫の山の集落。

写真は、破壊された堤防。


写真は、県のいわき災害対策本部を激励。対策本部前の緊急備品。