改選後の動き・福島県議会

▼12日午前、私が委員に入った最初の議会運営委員会が開かれました。6つの常任委員会の委員長・副委員長について、自民党独占になる選任書が示されました。これは議運の先例で議長の手元でまとめ提案されると議会事務局が説明。
私は、改選後に会派が6つになったことをふまえて、県民の多様な意見を反映させることが新しい議運に求められている。本県は、原発事故対応や自然災害が相次ぎ、物価高騰など県民の暮らしも大変、医療・福祉など県政の課題は、山積している。各派交渉会で県民連合会派からも比例配分すべきではないかとの意見が出されたと聞いているが、そのとおりだと述べ、西山議長に対し考えを質しましたが、具体的な回答はなく、また、他会派委員は誰も発言せず。
さらに、年間の一般質問の各会派の配分について、 ①6,9,12月定例会1日5人×2日間で10人というこれまでのやり方を見直し、もう1日増やしても会期は変わらない。または、午後から会議開を見直し午前中から開会する、この2つの方法を提案し、全体の質問者数を増やすべきと意見を述べました。
▼午後の本会議で、常任委員長・副委員長選任について、個々に採決が行われました。自民、公明、無所属・維新は賛成し、起立。県民連合、共産党、allふくしまが、12回とも反対し着席のまま。この間、県民連合会派と協議を重ねてきた結果です。

▼12月県議会に当たり、内堀知事が所信の一端を述べ、9月のいわき市など台風13号大雨被害に対する約42億円の補正予算案と条例改正議案等の87議案が、知事から提案されました。

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ガザ侵攻中止を求める決議については、以下の通りです。速やかな対応が引き延ばされました。

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教育署名12990筆、共産・オール福島紹介議員。各種意見書請願では学校給食無償化関連で一旦紹介議員になった維新・無所属はその後取り消しました。

12月12日、「ゆきとどいたいた教育を求める全国署名実行委員会」が、県庁内で集会を開き、また県議会の西山尚利新議長に対し、教育予算の拡充など6本の請願・意見書を提出し、12,990人分の署名を提出しました。山田副議長も同席。共産党県議団の4人も参加しました。

集会では、学校現場の深刻な教員不足の実態報告や、子育て世代の教育費の負担増などか出されました。

これ以外にも「学校給食費無償化を求める請願・意見書」、「高校生のタブレット無償化を求める請願」、「消費税5%への減税とインボイス廃止を求める」意見書が提出されましたが、共産党県議とオールふくしまの山口県議が、全て紹介議員になりました。

学校給食費無償化、高校タブレット全額公費負担の請願・意見書には、一旦維新・無所属の会派も紹介議員に加わりましたが、その後撤回しました。

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以下、「ゆきとどいた教育を求める全国署名実行委員会」との懇談、議長申し入れ。行き届いた教育を求める署名県内12990筆の提出集会の後、西山新議長に提出しました。集会では、教育現場の教員不足の深刻な実態が語られました。育児休暇の代替の教員が病気で長期休暇、その代替を頼まれたが、県教委から待ったがかかり現場に出れないでいる。県教委は現場の大変さを本当に理解しているのか、真剣さが見えないと。また、産休代替の教員が補充されない、いわき市だけで17人もの不足が起きているとのこと。国は産休代替は時期が分かるので事前に代替教員を採用することが認めており、県もこの仕組みを使うとしていました。なのにいわき市だけで17人も足りない事態が起きるのは、正規教員ではないために集まらないのでしょう。やはり標準法の見直しが必要です。

県議選後の初議会・仮議長

12月11日、12月県議会が開会しました。新県議団として新たなスタートとなります。新議長選出までの仮議長は年長者との県議会慣例により、私・宮川えみ子が務めました。
報道の通り、新議長は西山尚利氏、副議長は山田平四郎氏と自民が独占。次の日の常任委員会正副委員長も自公で独占です。党県議団は抗議の意思を込めて、議長選挙は神山悦子団長へ投票しました。総数58人中、議長選挙は西山53票、神山4票、無効1票。副議長選挙は山田35票、県民連合の亀岡義尚23票です。  共産党県議団が求めた、議長は第一会派、副議長は第二会派と申し入れましたが、どちらも自民党が独占しました。

憲法9条を守れの「9条の会」芋煮会

憲法9条守れの「9条の会」芋煮会。今の情勢を話しながら憲法を守る運動を広げることを話し合いました。自宅で育てたの里芋をいただきました。湯の岳山荘

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湯野岳山荘が廃止になるって聞きましたが、残して利用できるようにしてほしいという声です。

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民主的な議会運営に背を向ける自民党。県議選後初の議会スタートへ。政党役員。福島県議会

来週11日から、12月県議会が開会されます。11日は、議長選、副議長選があり、議会運営委員会のメンバーなど、新たな県議会の構成が決まります。

翌12日は県議会の6つの常任委員会の各会派の所属も決定されます。それまでは、交渉会派で構成する「世話人会」が、常任委員会の各会派の配分などを決定します。一番希望者が多かったのは福祉公安委員会ですが、委員定数は9人。一番希望数が少なかったのは土木委員会で、定数は10人。条例を改正すれば定数は変えられるのに、世話人会では決められないなどと言い変更しようとしません。

結果、日本共産党県議団は、今期も福祉公安委員会に入れず、20数年以上も外され続けています。

一方、れいわ推薦で初当選したいわき市選出の山口県議は医師ですが、福祉公安委員会を希望していたのに、畑違いの土木委員会の所属としました。これはあんまりではないかと、座長の前議長に苦言を述べました。

自民党がまたも、議長副議長、常任委員会委員長副委員長を多数横暴で進める議会運営が進められようとしています。自民党の見識が問われます。

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