大地震2日目・大変な勿来の状況・心からお見舞い申し上げます

 

写真上は、植田町根子屋川に流れてきたかん木

電話も通じない、車も渋滞であまり走れないので勿来の情報のみですが、今日一日歩いたことを報告いたします。

写真上は、鮫川河川敷グランドゴルフ場なすっかり泥の海

①鮫川バイパスの段差が激しく6号国道は交通ストップ・復旧には相当かかるだろうとのこと②新しくできたばかりの新鮫川橋も一時ストップしたが午後から通れるように③古い鮫川橋はまだ大丈夫だった、2本の橋が通れず交通渋滞に④朝1時間ほど歩いて勿来支所の対策本部に行く、途中であちこち要望を受ける⑤着いたが、本部もパニック状態。23箇所程度・約300人の避難所の食事・水・トイレ・毛布などの対策であたふたしている⑥死亡者は岩間5人、小浜2人などの不確定情報⑦遺体安置所は勿来市民会館との事。スーパーはあるだけ品物を売ったら終わりなどの張り紙が張り出されていた

写真上・下は、常磐共同火力発電所卑近・津波の大きさがわかる

写真上は岩間地区、堤防がすべて破壊されてこの地区は全滅。死亡者6人・行方不明者6人(消防の話)。お墓もぐしゃぐしゃ。

⑧もっともひどい・岩間地区に何とか行ってみた・堤防がずっと切れてしまい海がまともに大津波となって押し寄せたようだ・コンクリートの堤防がなくなり、岩間地区が壊滅状態・ コンクリートの堤防がこんなところまで流されるのかと唖然とする、道路をふさいでいた・道路は、車や建物などが流されたり壊されたり大変な状況。

写真は下は、小浜渚地区、家がすっかりない。左に見えるのは海。

 

写真下は、小浜地区、すっかり破壊されている、この地区の死亡者は2人、不明者は?

⑨小浜地区も堤防が一部壊されているようで、岩間のような状況が海よりの地区で同じようになっていた⑩ 根小屋地区は土壌が悪いせいか流動化現象、段差の状況がひどく通れない道路続出⑪ なんと言っても水が出なく水を求める人が多い。幸い、宮川事務所の水が出たのでみんなに呼びかけ汲みに着てもらう。⑫ いつ水道が復旧するのか不明なのでみんなのイライラが募っている、市に要求したがはっきりしない、一生懸命やっているというのみ。⑬水で掃除をしないと津波で道路家が泥だらけの状況。ガソリンは売り切れ⑭ 津波は海が直接入ってきたところの他、川を逆流して町や住宅地にも入っている。⑮  植田保育園の園児を両脇に抱えて避難したという人も。⑯消防団も錦須加の皆さんに避難を必死で呼びかけたりした、あちこちで消防団の活躍⑰ 道路・堤防の亀裂対策など多数。

写真下は①陥没した根小屋の市道。 その下は②根小屋川の底が持ち上がった川底。 その下③根小屋市営住宅の地盤低下。

大地震第一日目・議会を終わって福島市からやっと帰る

福島市から、2時の高速バスで帰る途中常磐高速道路上の小野町近くで大地震に遭遇。高速道路陥没のため国道49号に出るがここは大丈夫だった。平の好間からは山道を通って勿来の宮川事務所に向かう。途中は信号はところどころだめ・道路はあちこち亀裂・水道管は破裂・ブロックが倒れている・電線らしきものがぶら下がっている・2倍の時間がかかったが何とかたどり着いた。断水・停電の地域は多い。自宅は電気は来ていたが水道がだめ。息子は2時間かけて歩いて帰ってきた。平に勤めている弟は近所のビルが倒壊したとのこと。スーパーマルトは閉店。セブンイレブンは水・食べ物売り切れ。夜10時ころ家が半壊して入れないという相談の電話があり災害対策本部に相談した。ガソリンは山田の方に行って入れた。水はやはり山の方の自動販売機で多く買った。道路の真ん中で水道管が破裂していた。そこに水を汲みに来ていた人もいた。原発の安全を祈るばかりです。

写真は、家の前の道路から吹き上がる水、ここに断水になった人が水を汲みにきた