夜まで暑い日々が続いていますが、懇談会の話に熱心に聞き入ってくれてます。放射能問題は質問が多いです。
写真は、ぼこぼこのジャガイモの写真を持って説明する伊藤市議
写真は、放射能除染は国が数値にかかわらず全面的責任を持って行うべきと説明する私
写真は、熱心に聞き入る皆さん
いわき市は3度の大地震に見舞われ、家屋が大きな被害を受けました。被害の状況によって国や市町村から支援制度や義援金見舞金がありますが、お年寄りの家族で制度がよくわからない方々がいます。「戸が開かない・お風呂が壊れた・雨が漏る」と訴えられ、聞いてみると地震の被害なのに制度を知らない方が多いのです。近所にこのような方がいらっしゃったら教えてやっていただきたいと思います。
また、いわき市は解体が必要な家屋は約5千件に上ると見ています。予想を超えた規模になっており解体手続きを来年の3月末までの延長を発表しました。問い合わせは・市環境整備課企画係・℡0246-22-7529です。
かねてから県に要望していた、応急住宅修理について厚生労働省からの通達で柔軟対応が可能になりました。今までむずかしかった方も再申請をしてみて下さい。写真は、9月12日各市町村に県から発送された文書です。
9月13日、福島県議会全員協議会が開かれ、日本共産党県議団を代表して質問をしました。放射性物質の除染は20ミリシーベルト/年・以上だけ国が責任を持つのではなく、全面的に国の責任で行うべき、そうしないと若い人が福島県で子育てをしてもいいというメッセージにならないと質問しました。
内閣府原子力被災者生活支援チーム・西本審議官は、その意見も含めて市町村と相談して進めると答えました。民主・自民のみなさんも除染対策が重要と言いましたが、国は20ミリシーベルト/年・以上の除染しか責任を持たないという法律「原発事故に伴う放射性物質汚染対処法」に賛成してしまった事との矛盾をど考えているのでしょうか。この議員立法は自民・民主・公明・社民が賛成、共産党はすべて除染は国の責任で行うようになっていないと反対しました。
原子力安全保安院には、これまでも福島県議会エネルギー政策議員協議会で地震問題を指摘してきたのに東電に指導をしなかった・「やらせ問題」では国民を欺いてきた事などを指摘し、保安院の総辞職と同じ人間が新しい組織に横滑りをするのではなく、強力な権限と体制を持ち、推進機関から完全に分離・独立した規制機関を緊急に確立することを求めました。
写真は、全員協議会での質問
7日、東電の責任者を呼んでの初めての福島県議会全員協議会がありました。日本共産党は神山団長が質問に立ちました。
福島原発の全面廃炉は言わない、地震津波対策の無策が今回の最悪の原発事故を引き起こした事に対する反省もなく、西澤俊夫社長は「柏崎刈羽原発事故を受けての共産党の2007年の申し入れ」も知らないと言い、土木学会の指摘も無視し、今回の事故を人災と認めませんでした。賠償問題についても、国が決めたらやるという事を繰り返すばかりで県民の苦しみに対しても、言葉だけの空虚なもとしか思えませんでした。
東電からの出席者は、取締役社長西澤俊夫氏、常務取締役原子力立地本部長兼福島第一安定化センター所長小森明夫氏など6人でした。
写真は、質問する神山議員
写真は、議場の様子です